お元気ですか!
「今さら身長は伸ばせないけど、健康寿命は伸ばしたい」そんな気持ちでいる「心も体もスッキリ!」スモールジムfineの菅(かん)です。
筋肉には大きく分けて 屈筋(曲げる筋肉) と 伸筋(伸ばす筋肉) があります。
例えば、腕を曲げるときに使う「上腕二頭筋」は屈筋、反対に肘を伸ばす「上腕三頭筋」は伸筋です。ところが日常生活の動作は、買い物袋を持つ、スマホを操作する、座ってPC作業をするなど「体を前に丸める動作=屈曲」が圧倒的に多いのです。
その結果、屈筋は比較的強いのに、体を支える伸筋は弱くなりがちです。では、伸筋にはどんな筋肉があるのでしょうか?
主要な伸筋群
・脊柱起立筋:背骨を伸ばし、姿勢をまっすぐ保つ。弱くなると猫背や腰痛の原因に。
・大殿筋:股関節を伸ばす。歩行・階段・立ち上がり動作に不可欠。衰えると転倒リスク増大。
・大腿四頭筋:膝を伸ばす働き。立ち上がり・歩行・階段動作に直結。加齢とともに衰えやすく、転倒や膝痛の予防に極めて重要。
これらは“抗重力筋”とも呼ばれ、立つ・歩く・姿勢を保つといった基本動作に欠かせない存在です。
伸筋を鍛えるメリット
・姿勢改善:猫背や反り腰の予防。背筋が伸びて若々しい印象に。
・腰痛予防:体幹を支える力が安定。腰への負担軽減。
・歩行の安定性:股関節や膝の動きを支え、転倒予防につながる。
・基礎代謝UP:大きな筋肉群が多く、鍛えるほど代謝が高まる。
おすすめの伸筋トレーニング
・スクワット:大殿筋+大腿四頭筋+脊柱起立筋
・ヒップリフト/バックエクステンション:体幹伸筋群とお尻
・ランジ/ステップアップ:大腿四頭筋と大殿筋を同時に強化
いずれもスモールジムfineのよく行っているトレーニングですが、“正しいフォーム”が重要で、誤ったやり方では腰や関節に負担をかけてしまいます。これら伸筋群を安全に効果的に鍛えることで「伸ばす力」を取り戻し、健康寿命を延ばします!
それでは、また明日♪
