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【vol.819】伸筋を鍛えて健康寿命を延ばす

お元気ですか!

「今さら身長は伸ばせないけど、健康寿命は伸ばしたい」そんな気持ちでいる「心も体もスッキリ!」スモールジムfineの菅(かん)です。

 

筋肉には大きく分けて 屈筋(曲げる筋肉) と 伸筋(伸ばす筋肉) があります。

 

例えば、腕を曲げるときに使う「上腕二頭筋」は屈筋、反対に肘を伸ばす「上腕三頭筋」は伸筋です。ところが日常生活の動作は、買い物袋を持つ、スマホを操作する、座ってPC作業をするなど「体を前に丸める動作=屈曲」が圧倒的に多いのです。

 

その結果、屈筋は比較的強いのに、体を支える伸筋は弱くなりがちです。では、伸筋にはどんな筋肉があるのでしょうか?

 

主要な伸筋群

・脊柱起立筋:背骨を伸ばし、姿勢をまっすぐ保つ。弱くなると猫背や腰痛の原因に。

・大殿筋:股関節を伸ばす。歩行・階段・立ち上がり動作に不可欠。衰えると転倒リスク増大。

・大腿四頭筋:膝を伸ばす働き。立ち上がり・歩行・階段動作に直結。加齢とともに衰えやすく、転倒や膝痛の予防に極めて重要。

 

これらは“抗重力筋”とも呼ばれ、立つ・歩く・姿勢を保つといった基本動作に欠かせない存在です。

 

伸筋を鍛えるメリット

・姿勢改善:猫背や反り腰の予防。背筋が伸びて若々しい印象に。

・腰痛予防:体幹を支える力が安定。腰への負担軽減。

・歩行の安定性:股関節や膝の動きを支え、転倒予防につながる。

・基礎代謝UP:大きな筋肉群が多く、鍛えるほど代謝が高まる。

 

おすすめの伸筋トレーニング

・スクワット:大殿筋+大腿四頭筋+脊柱起立筋

・ヒップリフト/バックエクステンション:体幹伸筋群とお尻

・ランジ/ステップアップ:大腿四頭筋と大殿筋を同時に強化

 

いずれもスモールジムfineのよく行っているトレーニングですが、“正しいフォーム”が重要で、誤ったやり方では腰や関節に負担をかけてしまいます。これら伸筋群を安全に効果的に鍛えることで「伸ばす力」を取り戻し、健康寿命を延ばします!

 

それでは、また明日♪

スクワット