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【vol.631】 寝酒してませんか?

お元気ですか!「心も体もスッキリ!」スモールジムfineの菅(かん)です。

 

寝つきが悪いからといって寝る前にお酒を飲んで寝ようとしていませんか?

 

寝る前にアルコールを摂取することは、短期的にはリラックス効果をもたらしますが、長期的には睡眠の質を著しく低下させることが多くの研究で示されています。

 

●寝酒がもたらす主な悪影響

【睡眠の質の低下】

アルコールは睡眠サイクルの中で重要な役割を果たすレム睡眠を減少させ、睡眠が断片的になり質が低下します。

【中途覚醒の増加】

アルコールの代謝が進むにつれて、睡眠が浅くなり頻繁に目が覚めることが多くなります。

【いびきや睡眠時無呼吸症候群の悪化】

アルコールは喉の筋肉を弛緩させるため、いびきが悪化し睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まります。特に仰向けで寝ているときに症状が悪化することがあります。

【頭痛や二日酔い】 

アルコールの摂取は翌朝の頭痛や倦怠感を引き起こすことがあり、これが日中の活動に悪影響を及ぼします。

【不安やストレスの増加】

 アルコールは一時的にリラックスさせる効果がありますが、長期的には不安感を増加させることがあります。

【依存症のリスク】

寝酒を習慣化するとアルコールに依存するリスクが高まります。寝酒を続けると入眠としての役割を果たすアルコールの効果が薄れ、より多くの飲酒が必要になります。

 

 

どうしても飲みたいなら寝る前少なくとも3時間前にお酒を飲み終えましょう。体がアルコールを代謝し、睡眠の質を保つ助けになります。しかしながら寝る前の飲酒は、短期的にはリラックス効果をもたらすかもしれませんが、長期的には睡眠の質を低下させ身体的および精神的健康に悪影響を及ぼす可能性が高いです。健康的な睡眠を維持するためには、飲酒の習慣を見直すようにしましょう。

 

それではまた明日!

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