お元気ですか!レッスン時にメンバー様と一緒にストレッチをやっているので、最後のレッスン時が一番身体が柔らかくなっている「心も体もスッキリ!」スモールジムfineの菅(かん)です。
ストレッチをしているとき「つい息を止めてしまう」という方、多いのではないでしょうか?しかし、呼吸を止めてしまうと筋肉は緊張し、うまく伸びにくくなってしまいます。ストレッチをする時は、ゆっくりと深い呼吸を意識することで、体も心もリラックスし、ストレッチ効果が高まります。
特に意識してほしいのは「吐く呼吸」。息を吐くと副交感神経が優位になり、筋肉の緊張が和らいで、体が自然と柔らかくなっていきます。ストレッチ中は、息を吸って姿勢を整えゆっくりと吐きながら筋肉を伸ばす。これが理想的な呼吸のリズムです。
そしてもう一つ大切なのが、「呼吸も筋肉を使って行っている」ということ。呼吸は自動的に行われているように感じますが、実は多くの筋肉が関わっています。
主役となるのは「横隔膜」。これは肋骨の内側にあるドーム状の筋肉で、息を吸うときに収縮して肺を膨らませます。そして「肋間筋」や「腹横筋」といったお腹や胸まわりの筋肉たちも、呼吸をサポートしています。
これらの呼吸筋が固まっていると、深く呼吸することが難しくなり、浅く速い呼吸になりがちです。浅い呼吸はストレスを高めたり、自律神経を乱したりする原因にもなります。だからこそ、ストレッチによって胸やお腹まわりをゆるめ、呼吸筋をしなやかに保つことがとても重要なんです。
特にストレスを感じている人は無意識のうちに浅い呼吸になっています。深い呼吸を行い呼吸に意識を向けることで、身体の柔軟性だけでなく心の緊張もゆるんでいきます。ぜひ毎日のストレッチ時には、ゆっくり吐きながら筋肉を伸ばすようにしてください。
それではまた明日♪
