· 

【VOL.756】 握力と健康寿命

お元気ですか!懸垂は得意なのでおそらく握力は強いほうだと思う「心も体もスッキリ!」スモールジムfineの菅です。

 

皆さんは自分の「握力」がどれくらいあるかご存じですか?大人になると握力を図ることがないので、知らない人がほとんどではないでしょうか?実はこの「握力」、健康寿命と深く関係しいます。

 

● 握力は健康のバロメーター

握力は単なる手のチカラ…と思われがちですが、実は「全身の筋力や体力」を映する指標なんです。「最近ペットボトルのフタが開けづらくなった」「買い物袋を長く持っていられない」

これらは、もしかしたら握力の低下=筋力の衰えのサインかもしれません。

 

● 握力と健康寿命

さまざまな研究で次のようなことがわかっています。

✅ 握力が強い人ほど、健康寿命が長い

転倒や骨折のリスクが低く、自立した生活を長く維持できる傾向があります。

✅ 握力が弱いと、死亡リスクが高くなる

海外の大規模研究では、握力が低い人ほど心疾患やがんなどによる死亡率が高いことが報告されています。

✅ 認知症との関連も

握力が弱い高齢者ほど、認知症の発症リスクが高いというデータもあります。

つまり、握力は「命の握力」とも言えるほど、健康のカギを握っているのです。

 

● 握力を保つには?

握力を維持・向上させるには、全身の筋肉を鍛えることが大切です。

✅ 筋トレ(特にスクワットやラットプルダウン、ぶら下がりなど)

✅ よく手を使う日常動作(荷物を持つ、雑巾をしぼるなど)を積極的に行う。

 

 

握力は、ジムでのトレーニング結果だけでなく、日常生活や将来の健康を左右する「見えないチカラ」です。握力も鍛えて健康寿命を延ばしましょう!

 

それではまた明日♪

握力計