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【VOL.706】 ファイトケミカル

 お元気ですか!「ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう~♪」って口ずさみたくなる「心も体もスッキリ!」スモールジムfineの菅です。

 

今日は「ファイトケミカル」というちょっと耳慣れないけれど、実は健康にとても役立つ栄養素についてご紹介します。

 

ファイトケミカルとは、野菜や果物など植物が自らを守るために作り出す天然成分のこと。具体的には、ポリフェノールやカロテノイド、イソチオシアネート、サポニンなど、多くの種類があります。これらは私たちの体にとって「必須栄養素」ではありませんが、抗酸化作用や抗炎症作用、免疫調整などの働きがあることが分かっています。

 

例えば、トマトに含まれるリコピンには抗酸化作用があり、紫外線やストレスで発生する活性酸素から細胞を守ってくれます。ブロッコリーに含まれるスルフォラファンには解毒酵素を活性化する働きがあり、体の中の“いらないもの”を処理する力を高めてくれます。

 

最近では、「病気になってから治す」のではなく、「病気になりにくい体をつくる」という予防の考え方が広まってきています。その中で、このファイトケミカルが持つ予防的な働きが注目されているのです。

 

私たちが日々の食事で意識したいのは、“色とりどりの野菜や果物”をバランスよく摂ること。赤・黄・緑・紫など、色の違いは含まれるファイトケミカルの違いでもあります。なるべく加工されていない、素材そのままの形で食べることもポイントです。明日から普段の食事にぜひ取り入れてください!

 

 それではまた明日!

ブロッコリースプラウト