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【vol.825】 肝臓

お元気ですか!

お酒はほとんど飲まないのに、なぜか肝臓の話になるとドキッとする「心も体もスッキリ!」fineの菅(かん)です。

 

皆さん、「肝臓」ってどんなイメージをお持ちですか?

 

お酒を飲むときに気になる臓器、という印象が強いかもしれませんが、実は肝臓は“体の中の総合商社”のような存在です。

 

主な働きは大きく分けて3つ

【代謝の中心】

食べた栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)を、体が使いやすい形に変換しています。

例えば、糖をグリコーゲンに変えて蓄える、脂肪を分解する、アミノ酸からエネルギーを作るなど。

まさに「体のエネルギー工場」です。

 

【解毒作用】

アルコールや薬、添加物など“体にとって不要なもの”を分解してくれます。

ここで肝臓が疲れてくると、倦怠感や肌荒れなどに現れることも。

つまり、「最近疲れが抜けない…」という時は、筋肉ではなく肝臓が悲鳴を上げているかもしれません。

 

【胆汁の生成】

脂肪の消化を助ける「胆汁」を作るのも肝臓の仕事。

脂っこい食事の後に胃もたれを感じる方は、この機能が少し弱っているサインです。

 

◆肝臓を守るには?◆

・週2日は「休肝日」を設ける、、毎日の飲酒はアルコール依存症のリスク↑

・食事は野菜・たんぱく質を中心に

・寝不足・ストレスも肝臓に負担をかけるので注意

 

特に運動による血流改善は、肝臓の機能維持にとても効果的です。

軽いウォーキングや筋トレを習慣にすることで、代謝や解毒機能もアップします。

肝臓は“沈黙の臓器”と呼ばれるように、トラブルがあっても自覚症状が出にくい臓器。

だからこそ、日々の生活でいたわってあげることが大切ですね。

 

それでは、また明日♪

肝臓