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意識性の原則

8月9日(水)VOL34 

 

皆様こんにちは! スモールジムfineの菅(かん)です。

 

以前のブログで「ルーの法則」というお話をしました。簡単に説明すると、「筋肉は使わないと萎縮して、適度に使うと発達し、使いすぎると怪我をする」という法則です。

 

このような法則や原理原則は他にもあるのですが今日は「意識性の原則」についてお話したいと思います。

 

意識性の原則とは「運動の目的や使っている筋肉を意識ながらやりましょう」ということです。よく腹筋トレーニングで「腹筋がないから全然腹筋出来ない」という方がいらっしゃいます。しかしもし本当に腹筋がなければ体をささえることは出来ず重度の腰痛になってしまうでしょう。つまり「腹筋がない」ということではなく「腹筋が弱い」または「腹筋を意識出来ない」と言い換えることが出来ます。

 

腹筋のトレーニングとして有名な「クランチ」という方法があります。腹直筋を鍛えるのに有効なトレーニングですがただ上体を丸めて戻すだけより、腹筋を意識して腹筋がギューと縮まるのをイメージしながら体を丸め、腹筋に力が入った状態で伸ばされるイメージを持って体を戻そうとするとより多くの筋繊維を使うようになり同じ10回でも効果が大きくなります。

  

更に腹筋の場合だと手で腹筋を触るとより腹筋が固くなるのを感じ腹筋を意識することが出来るのでお勧めです。この筋肉を触りながらやる方法は手が空いている他のトレーニングでも使えます。例えばダンベルを持って行うアームカールでは片手でダンベルをもって腕の曲げ伸ばししながらもう片手はダンベルを持っている腕の筋肉を触るというやり方です。

 

 

このように意識しながら行うことでトレーニングにおいてより筋繊維を多く使うようになり以前よりも腹筋運動が出来るようになります。

スモールジムの場合だとトレーナーがいますから、自分が触れない部位の筋肉も触ってもらう事でより意識をしやすくなると思います。

 

最近はイヤホンをつけて音楽を聴きながらトレーニングをしている人もいますが、もしトレーニングの効果を感じていないのであれば音楽はやめて使っている筋肉を意識して(出来れば触りながら)トレーニングをやってみてください。今までよりもより効果的にトレーニングが出来るようになると思います。