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【vol.47】甲子園で考えさせられる習慣

8月22日(火)VOL47  

 

皆様こんにちは! スモールジムfineの菅(かん)です。

 

明日(8/23)はいよいよ夏の甲子園の決勝ですね。今年は例年にない猛暑の中文字通り熱い戦いを勝ち抜いた2校による戦いを楽しみにしている人が多いと思います。

 

夏の連覇を狙う仙台育英か107年ぶりの優勝を狙う慶応か明日の決勝戦が待ち遠しいですね。優勝も気になるところですが私が気になっているのは「野球部の坊主頭の習慣はいつ終わるのか?」です。

 

今回慶応が坊主ではないのも話題になっていますが、調べてみると日本高校野球連盟に加盟している高校の約4分の3がすでに長髪やスポーツ刈りがOKで頭髪のルールはないそうです。つまり「高校野球は丸坊主」という考えはすでに古い考えと言えるでしょう。

 

そもそもプロ野球選手に丸坊主の人がいないのを見れば分かりますが、野球で坊主にする科学的な根拠はなく習慣で坊主にしていたという事だと思います。

 

もちろん青春のすべてを野球に捧げ丸坊主にして野球一筋に生きる姿自体は美しいものがあり、それを否定しているわけではありません。ただ「習慣だから丸坊主」という思考ではなく古くある習慣を疑うことも必要だと思います。

 

スポーツの世界で言えば昔は「運動中に水は飲んではだめ」「足腰の強化にはうさぎ跳び」「ひたすら毎日走りこんでスタミナをつける」など今では考えられないような習慣がありました。スポーツクラブの世界だと「ストレッチの時は伸びている筋肉を意識する」「ダイエットではとにかく食べる量を減らす」など、、

 

しかし少しづつ科学的なトレーニングが広まっていき今ではそのような習慣はなくなって来ました。

 

「習慣だから」やるではなく「これって本当に必要なことなのか?」「科学的に効率が良くケガもしにくいんだったらやろう」という思考を持つのも必要ではないかなと今回の甲子園を見ながら思いました。