お元気ですか! 寒くなってきたのでパーカーを着てレッスンをやっているスモールジムfineの菅(かん)です。
昨日に引き続き「呼吸」の話です。
レッスン中(特にマシントレーニング時)のよくある質問に「押すときに息を吸うんでしたっけ?」「呼吸はどっちだっけ?」というのがあります。
トレーニングで注意しなければいけないことに、
・フォーム
・意識
・スピード
・可動域
・回数
そして
・呼吸
があります。
基本的には力を入れる時に息を吐き、戻すときに息を吸います。例えば日常生活で何かを押す時や持ち上げる時は無意識のうちに息を吐いているはずです。なぜなら息を吐きながらやると自然に力が入りやすくなるからです。
レッグプレスは足を伸ばす時(力を入れる時)に息を吐き、足を曲げる時(戻す時)に息を吸います。
一見簡単そうですが、背中のトレーニングに関しては逆になります。例えばラットプルダウンでバーを引き寄せる時(力を入れる時)は息を吐くのではなく吸います。そしてバーを上げる時(戻す時)は息を吸うのではなく吐くという逆の呼吸になります。
なぜ逆なのか?その説明をします。
肺に空気を入れるように息を吸うと胸がストレッチされるように伸ばされ、反対に背中の肩甲骨は寄って筋肉は縮まります。
ラットプルダウンの動作ではバーを引き寄せる時は胸を張って(ストレッチ)肩甲骨を寄せるようにしているので、息を吸う動作と同じようになります。
そのため背中のトレーニングの際はバーを引き寄せる時に息を吸うと、より胸が張って背中を収縮することが出来るので呼吸と動作が連動するため背中トレーニングだけ逆になってしまいます。
慣れると自然とこの方法が楽になりますが、運動初心者だと「あれ?呼吸どっちだっけ?」となっちゃいますよね。
でもスモールジムfineでは私が毎回運動のサポートをしていますので、分からない事はいつでもすぐに聞くことが出来ます。
正しいやり方を自然と出来るまで何回質問しても大丈夫ですのでメンバーの皆様は安心して身体を動かしていきましょう!
それではまた明日♪