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【vol.691】 プロテインorアミノ酸

お元気ですか!BCAAもEAAもクレアチンもHMBも色々試した結果今はプロテインを飲んでいる「心も体もスッキリ!」スモールジムfineの菅(かん)です。

 

今日はメンバー様からの質問「プロテインとアミノ酸の違いは?」について回答します。

プロテインは日本語でタンパク質ですが、プロテインに含まれるタンパク質は20種類のアミノ酸から出来ています。

 

このアミノ酸は体内で作られない必須アミノ酸9種類と、体内で作られる非必須アミノ酸11種類に分けられます。 そしてアミノ酸として販売されているサプリメントは必須アミノ酸9種類が入っているEAAと、必須アミノ酸のうち分岐鎖アミノ酸と言われるバリン・ロイシン・イソロイシンの3種類が入ったBCAAに分けられます。

 

つまりプロテインを摂取すれば全てのアミノ酸が摂れるので基本的には問題がないです。ではEAAとBCAAのメリットは何でしょうか?

 

まずは吸収スピードの速さです。アミノ酸はすでにアミノ酸という形で分解されているのでプロテインに比べ吸収スピードが早く胃に負担をかけません。それに比べプロテインは一度アミノ酸に分解する必要があるのでアミノ酸に比べると吸収スピードが落ちます。

 

次にEAAですが、プロテインよりもカロリーが控えめで必須アミノ酸がすべて含まれているので、筋肉づくりの観点からは一番おススメします。しかし値段がプロテインの倍以上するのと、基本的に苦味があるのがデメリットです。

 

最後にBCAAですが、BCAAを摂取すると筋肉の分解を防ぐことが研究結果から分かっています。またBCAAに含まれるロイシンは筋肉の合成に強く働きかけるので、筋肉をしっかりつけたい人には良いと思います。

 

【結論】

通常はプロテインで十分です。更に普段の食事でタンパク質が十分に摂れていればプロテインも摂る必要はありません。ただし激しい運動をされている方は、トレーニング前やトレーニング中にBCAAを飲むとトレーニング時の筋分解を防ぐ効果があるので試してみてください。

 

それではまた明日♪

プロテイン